私がキャットフード探しの旅に出た理由は、今は亡き亜音ちゃんが腎不全になってしまったからです。本当にショックで何で腎不全になってしまったのかと本を読んだりネットで調べたり色々調べました。そして人間の食べ物がどれだけ猫の腎臓にダメージを与えるのか、安い市販のキャットフードがどのようにして作られているのか知ったときは本当に気持ちが悪くなりました。
特に衝撃的だったのがこの本。古い本なので現在は変わっているところもあるかもしれませんが、この本を読んだ感想は「安いものには安い理由がある」ということです。
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4Dミートって知っていますか?
キャットフードの原材料を見て「チキンミール」や「ミートミール」という文字を見たことありませんか。
チキンが入っているなら「チキン」と書けばいいし「ミートミール」ってなんの肉なんでしょうね。
本に書いてあったのは「〇〇ミール」というものは4Dミートと呼ばれるものを使った肉の総称です。
- DEAD「死亡した動物の肉」
- DISEASED「病気だった動物の肉」
- DYING「死にかけだった動物の肉」
- DISABLED「障害があった動物の肉」
この4つの肉が4Dミートと呼ばれています。そして4Dミートから作られた肉が「ミートミール」と呼ばれています。
さすがに死んだ動物や病気だった動物の肉は入っていないと信じたいですが・・・。どんな肉を使ったのかパッケージからは読み取ることができません。HPを見ても材料のことについてしっかり書いてないです。そもそもちゃんとした肉だったら数百円で売れないですよね・・・。大量に仕入れればできるのか。わからない。
チキンミールとは「主に鶏、またはその食肉加工にされた後に残る部分を乾燥、加工処理された粉末状のもの」と記載がありましたが、残った部分って羽毛・くちばし・足・骨・内臓ってことですよね。・・・羽毛が入ってたら嫌だなぁ・・・。
想像し出したら止まらない
など!市販のフードは分からないことだらけだから色々想像できてしまうんですよ。羽毛が入ってるからって健康には影響ないかもしれません。飼い主の気分の問題です。
問題なのは肉だけじゃありません。原材料の最初に「穀物」が来ているフードも多いです。穀物とは「米」「小麦」「トウモロコシ」などです。猫は肉食動物なので穀物はほんの少しでいいんですよね。ねずみが理想の食事と言われています。9割が肉、穀物はネズミが食べた量くらいでいい。
それなのになぜ穀物が一番に来ているのかというとかさ増しが目的です。しかも猫は穀物アレルギーを発症しやすい。かゆがったり、何だか調子がいつも悪そうならフードを見直してみるのをおすすめします。
昔の本だけれど、今も信ぴょう性は高いと思う
市販の安いフードを食べさせていた時は吐く率がすごかったんですよね。掃除に行く度にあちこち吐いてる。あとフードの色も気になります。赤とか緑とかすごい色していますよね。あの色素は赤色〇号とかパッケージに書かれていますが、発がん性物質が入っているので人には使えません。人がダメなのに人よりも小さい猫に使っていいのか。同じ哺乳類なのに。大体猫は色を識別できないので色を付ける意味がないんですよね。
本自体は古いものだけれど、日本の犬猫に対する法律は未だにひどいものです。法律がそんな状態なのにペットフードだけ状況が良くなるわけないというのが私の考えなので、市販の安いフードは極力あげません。
いつものフードを飽きて食べない時に仕方なくトッピングとしてあげるくらいにしています。