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猫が好きなんです Catsmemory

我が家の猫達の記録です。個人で出来る範囲の保護活動を行っています。

少し症状は回復

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麻酔の後遺症で神経症状が出てしまったクロカ。目も見えず耳も聞こえず暗闇に突き落とされた気分。

一週間単位で状況が変わってくるという事だったので希望を持ち、早く回復するようにステロイド+鉄の薬とアンチノールを飲ませるようにしました。

毎日症状は少しずつ改善していきました。退院から4日目には首をあげることが出来るようになり、視力と聴力も戻りました。よかった、本当によかった。

チューブをどう片付ければいいか試行錯誤していた時。横に出したままクリップで止めていました。(引っかかる可能性があるからこの後布の中に片づけるようにしました。)

フラフラしながらも頑張って近寄って来てくれる。とっても愛しい。

健気で可愛くて仕方がない。頑張って良くなろうねと話しかけ続けました。

このまま回復してほしかった。

 

麻酔の後遺症が出てしまった

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胃カメラ検査から退院してきたクロカちゃん。

トイレに行くときにふらついていたのですが、高齢だし麻酔がまだ完全に切れていないのかなと思っていました。

しかし次の日ふらついて立てない。立とうとすると転ぶ。首をあげることが出来ず真下を向いてしまう。

最初は首に巻かれているものが慣れていないから歩きづらいのかと思っていました。

病院へ連れて行き診ていただきました。

脳神経に異常が出ている症状と言われました。麻酔をかけると血流が変わり、またリンパ腫だったら影響が出ている可能性もある。麻酔の後遺症が出てしまったかもしれないとのこと。

去勢手術・歯石取り手術の時も何の問題もなかったので衝撃でした。

また先生から「目見えてるかな?」と言われまた衝撃・・・。

ステロイドを服用することになりました。また脳の症状は1週間単位で症状が変わってくるそうで、1か月単位で診ていきましょうということだったので希望をもって帰ってきました。

この写真は退院から2日後のものですが、体に全く力が入っていません。

目が見えているかと言われていたので、目の前で紐をユラユラさせてみたのですが目で追いかけません。名前を呼ぶと退院当日は尻尾を揺らして返事していたのですが、尻尾も動かしません。

目も見えず耳も聞こえていないようです。

このままだったらどうしようと絶望しました。胃カメラとかしなかった方がよかったのか。でも原因は知りたいし、チューブも作っておいてもらわないと抗がん剤をすることになった時栄養が取れなくなる。胃薬も飲めない。

とにかく後悔やグルグル考えてもどうしようもないので、よくなることを祈ってお世話をすることにしました。

トイレに行きたい時は動くので、支えたり抱っこしながらサポートをしました。

まさかこうなるとは夢にも思っていませんでした。このことがあってもし診断結果がリンパ腫だったとしても、抗がん剤治療はしないことに決めました。

食道チューブからの初めての食事

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前回の続きです。

よく吐いていたクロカが口をムニャムニャするようになったので、病院に行ったところ胃がんの疑いがあると言われました。

詳しく調べるために胃カメラをお願いしました。今後の治療方針はまだ決まってませんが、もし抗がん剤治療をすることにした場合、食欲が落ちるため胃カメラと同時に食道チューブを作っていただくようにお願いしました。(麻酔を何度もかけないで済むようにです)

1日入院して次の日退院です。給餌方法を教えていただき、フードとシリンジを購入して帰ってきました。

初めての食道チューブからの食事。吐かないか緊張しっぱなし。

キャリーから出したらフラフラしながら歩いていたので、まだ麻酔が切れていないのかな?と思いました。

あたふたしながら食事の準備をして何とか与えることが出来ました。吐くとチューブが出てくると言われていたので、ドキドキしながら慎重に行いました。

食道チューブからの給餌流れ

食道チューブの給餌を食事と言っていいのか微妙ですが・・・私は食事と書きたい。

流れは、

 

水を少しいれる→胃薬を注入

30分おく

水を少し入れる→フードを注入(50mlくらい)

30分おく

水を少しいれる→胃薬を注入→水でフード・胃薬を流してきれいにする

 

薬やフードを入れる前に水を少し入れるのは誤嚥していないか確認するためです。

問題なければ5分ほどかけてフードを入れていきます。

時々ゴクッと飲んだり、口をムニャムニャさせますが嫌がりもせず順調でした。

顔は床につけていましたが、上げて真っすぐにした方が楽だろうと思い支えながら与えました。

フードはこれです。水やお湯で溶かすだけなので楽です。溶かす時はスプーンではなく小さい泡だて器で混ぜるとだまにならずよかったです。

理想は1日3袋食べさせることだそうです。

中々大変です。慣れるまでは1日2袋で頑張ります。

チューブの口やシリンジの口などは

アルコール綿で消毒してから使っています。

このまま順調に行くと思っていたのですが、中々そうはいきません。

クロカ胃がんの疑い

結局ブログは放置してしまいました。

何もなかったわけではなく、むしろ次から次に事が起きて2023年は厄年でした。引き続き2024年もきつい日々が続いています。

猫達も高齢化してきて色々病気などが出てきました。記憶には自信があったのですが、やっぱり忘れていきますね。最近は自分の記憶が当てにならなくなってきました。

いつこの子は我が家に来たのか、どんな経緯で我が家にきたのか。いつどんな病気になったのか。このブログを読み返すことで当時の記憶を呼び起こしていました。とても役立ちました。

2023年は辛かった。暗い記事になりますが覚えている範囲で書きたいと思います。

今日の記事は最新の我が家の猫の状況になります。全然明るくありませんが・・・。

クロカちゃん「胃がん」かもしれない

猫を飼いだして2番目に来たクロカちゃん。現在15歳、4月で16歳になります。

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腎不全と診断されたので、通院を続けていました。週2回で数か月通ったと思います。

そして数か月後にもう一度血液検査をしたら腎臓数値が改善したんです。

よかったよかった!と喜びました。

元々病院に連れて行くときにものすごく大きな声で鳴くので(通行人が振り返るほどです)あまり病院に連れて行くのもストレスだと思い、通院頻度を減らしました。

最後の通院は去年10月だったかな。それからは特に大きな変化はありませんでした。

ただここ数年しょっちゅう吐いていました。猫草を食べたとき・食後・何もないとき。通院していた時も「よく吐きます」と伝え、吐き気止めを入れてもらっていました。

12月くらいからだったか、嘔吐物の色が変わってきたんですよね。

黄土色→深緑→赤茶へと。腎臓が悪いから吐くのか?胃炎?一度赤い時があって、「これは血じゃない?」と思った時もありました。ただ一回だけだったし、病院は嫌いだし、吐き気止めもあんまり効かないしと思って病院に行かなかったんですよね。大便も黒いものを見かけるようになりました。気になっていましたが誰がしているのか分からずクロカのものだと分かりませんでした。

2月に口をむにゃむにゃする症状が出始める

ある日から口をむにゃむにゃするようになったんです。口が痛いのかと思い口を開けても綺麗にしている。また腎臓数値が悪くなってきたのかと思い、血液検査をしてもらいました。

少し悪くなっていましたが、SDMAの数値はステージ2のレベルでした。あとは少し貧血でした。ステージ2でこんなに口を気にするのか?と疑問でしたが、また通院頻度増やさなきゃなとその日は帰宅。

通院しても口のむにゃむにゃは収まらず、むしろひどくなる一方です。

おかしいと思い、別の病院へ連れて行きました。去年色々あったので、もう一つかかりつけ医を持つことにしたのです。

症状を伝え診察してもらいました。血液検査とエコーをしてもらったところ、先生から

「腎臓は良くないけれどそこまで悪くありません。貧血が結構進んでいるんですよね。あと胃に何かあるみたいです。」と言われました。

そこからの説明は聞けば聞くほど、がっくりする重症な状態であることが分かりました。

腹膜炎があり、リンパ節も腫れている。おそらく胃がんである。猫の胃がんは8割以上がリンパ腫で、切除してもまた再発することが多い。

え・・・胃がん・・・・?うそやろ・・・。

猫の腫瘍はほぼ悪性、治療をどうするか

今後の方針としては

①手術(リスク高い・おそらく再発する・病理検査は正確な診断がでる)

抗がん剤(たぶん食欲落ちる・効かない子はガクッと状態が悪くなることもある)

③緩和ケア

と言われました。手術での病理検査よりも精度は落ちるが胃カメラで組織を取って病理検査に出す方法もあると言われ、一度持ち帰り家族と相談することにしました。

そして翌日胃カメラをしてもらうことにしました。

今年はずっと辛い辛い

今年は色々な不幸が続きまして体力気力ともに結構ボロボロです。

もうブログ消してしまおうかとも思い、削除ボタンを押すところまでいきましたが押せませんでした。

ブログ書かなくなってしまってから写真もほぼ撮らなくなってしまい後悔しております。色々あったのですが、写真に残しておかないと少しずつ忘れていってしまうんですよね。

写真や動画ってやはり貴重。とても大事なものだと再認識させられました。

 

今年はお別れが多すぎる。人も猫も。今が底であってほしい。じたばたせず流れに身を任せます。

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