子猫たちが入っている元サビィの部屋には先客がいました。
この子は誰かといいますと近所の野良の子です。絶対に私たちには慣れません。そして猫に対しても非常に好戦的。ずっと警戒していてご飯とトイレ以外降りてくることはありませんでした。祖母宅にどうしても外に出ないと気が済まない子が数匹いるんですが、何回怪我させられたことか。
外に出さなければいいと思われるでしょうが、これだけ猫を保護してきたらどうしてもどの猫とも合わず、中の生活に適応できない子が出てきます。それを無理してケージに押し込めておくというのがかわいそうで朝昼だけ外に出し夜ケージに入れています。
話は戻りなぜこの子がこの部屋にいるのかというとライオンが脱走した時に仕掛けた捕獲器に一番に入り去勢もされていなかったので、ついでに地域猫として手術しようと部屋に入れていたのです。
結局、手術の日程を組む前に親猫と子猫を捕獲したので狭いケージに入れておくわけにもいかずこの子は逃がしました。ぎゃーすけもこの部屋が出来るまでは外に出ないと気が済まない子で、しょっちゅうこの猫と喧嘩して傷だらけで帰ってきていました。隣に大嫌いな猫がいるもんだからしょっちゅう上を見上げて威嚇していました。お互いが部屋中にスプレーして大変だった・・・。