ルーシーの失踪事件で出来た縁
もう4年も前の話になります。カテゴリーの「失踪記」の猫「ルーシー」の里親を募集した時トライアル中に逃がされました。
必死で探し奇跡的に見つけ捕まえることが出来ましたが、この事件がきっかけで出来た縁があります。
トライアル先は佐世保だったので毎日通っていましたが探すのには限度があります。その時近所の方が事情を知って頻繁に探してくださり、佐世保に行ったときには必ず家から出てきて気にかけてくださいました。
ルーシーが見つかった時も本当に本当に喜んでくださいました。その方から子猫を探していると言われていて、その年に保護した親子猫(現在のマミー・ハナクロ・ツン)のうち一匹をお渡ししました。
それがこの子です。モモちゃんと名付けてもらいとても可愛がってもらっていました。
モモちゃんが飼い主さんを守ってくれました
里親さんは年に1回~2回ほど定期的に電話をくださり近況を教えてくださいました。お風呂で待っているのはこの子だけ、朝になると髪の毛を引っ張って起こす、足に乗ってくるのもこの子だけ、など話を聞くのが楽しみで幸せに暮らしていると分かり私たちも嬉しかったです。
先月電話がありました。モモちゃんが亡くなったという連絡でした。
年末に飼い主さんが心不全を起こされ1カ月ほど入院したということ。絶対安静が必要で今は状態は落ち着いているけれど、ほどなくしてモモちゃんが飼い主さんと同じ「心不全」の病気になってしまったそうです。
この話を聞いたときモモちゃんが飼い主さんの身代わりになろうとしているなと思いました。私も祖母の具合が悪くなると猫の調子が悪くなり、猫が亡くなると祖母の体調が安定するというのを何回も経験しました。
飼い主さんの知人からも「猫ちゃんが身代わりになってくれてる」と言われたそうですが辛いですよね。先住猫とやっと仲良くなり始めたと言われていたので本当に残念です。
私たちはモモちゃんをとても大切にしていただけたので後悔はありません。
親子猫達とルーシーの本を作ってお悔やみに行くつもりです
モモちゃん以外の子たちは全員我が家にいるので、親子とルーシーの写真集を作ろうかなと思っています。
マミー
マミーとハナクロ
ハナクロ
ツン
ルーシー
ツンだけはいまだに慣れてくれず写真が全く撮れない。撮れる構図はいつも屋根裏に行ったものばっかり・・・。
出来るだけ可愛い写真を集めて早めにお悔やみにいきたいと思います。