糖尿病で一番怖いのは低血糖、インシュリンの量の調整が難しい
糖尿病と診断されたのでインシュリンが効く量を調べるために、いつもとは違う病院で検査入院をしたダリンダ。結局その時は病院でフードをほとんど食べなかったため、定期的に食べさせてもらいながら血糖値を測ってもらっていました。
病院でインシュリンの打ち方と量を教えてもらい、自宅で打つことになりました。
糖尿病で一番怖いのは低血糖。インシュリンの量を間違ったり、食べなかったりすると低血糖になりグッタリして意識を失いひどいと死にます。
インシュリンを打つつのはいいけれど、いや慣れてないので出来れば先生に打ってもらいたいけれど・・・それよりもきちんと食べてくれなかったらどうしよう。幸い帰ってからはすぐにそこそこ食べたのですがどの程度食べれば低血糖にならないのか分からないので、それが怖くて一番血糖値が下がる6時間後に様子を見に行っていました。結果低血糖になることはなかったのですが、これが毎日続くと思うと負担でした。
翌日かかりつけの病院に連れて行き血糖値を測ってもらったら400~500あった血糖値が150程度まで下がっていました。(150~200くらいが適正)
インシュリンに慣れるまでは朝・夕病院に連れて行って血糖値を見てもらおうと思い、ついでにインシュリンも打ってもらうことにしました。
インシュリンを打っても血糖値が安定しない
検査入院をしてから2日目くらいまでは血糖値が下がったのですが、その次の日くらいから下がらなくなりました。朝・夕の血糖値を測ってもいつも400~500の値なんです。
糖尿病専用フードも買いましたが、美味しくないみたいでそれだけだと食べません。
なので今まで食べさせていたカリカリやウエットを混ぜて食べさせています。
すっかりガリガリになってしまったので食べたがる時は少しでも多く食べさせたい・・・と思って追加で食べさせてたのがダメなのかと考えました。
病院から言われた一日に与える量を守りましたが、相変わらず血糖値は下がりません。
先生は「このインシュリンの耐性が出来てしまったのかもしれない」と言われ、朝何も食べていない状態で血糖値を測ることにしました。結果数値は500。
「インシュリンが効いていないな」と言われ、別の種類のインシュリンを使うことになりました。別のインシュリンを使ったところ150まで数値が落ち、適量を探っているところです。
まだまだ試行錯誤の段階、早く血糖値を安定させてあげたい
ここまでが検査入院をしてから今までの経過になります。
ゴンゴンの診察をしてもらったとき(その時の体重:8.1kg)先生から「このままだと糖尿病になってしまうかもしれない。猫の糖尿病は大変ですよ。痩せさせないと。」と言われていたのですが、2回インシュリン打つのが何が大変なんだろうと思っていました。
いざダリンダが糖尿病になって・・・ほんとに大変です。人はちゃんと食べる量と時間を守ってコントロールできるけれど、猫はそうはいかない。そして耐性が出来てしまうと薬自体が効かなくなってしまう。インシュリンの適量も血糖値を病院で定期的に測らないと分からない。
ダリンダを朝・夕病院に連れて行くのは大変なんですが、まだまだ血糖値が安定しないので安定するまでは通います。
糖尿病の他に膀胱炎にもなっていましたが、定期的な抗生剤の投与でこちらはそこそこ落ち着いています。
最初はモニラックという便秘薬をやめれば自然に血糖値下がるんじゃないの?と簡単に考えていましたが・・・。どうも無理の様です。完全に糖尿病になってしまったようです。便秘がまさかこんな病気を引き起こすことになってしまうなんて・・・。
糖尿病は肥満の子がなりやすいと言われているのですが、ダリンダはどっちかというと痩せ気味でした。何でこの子が糖尿病なんてなってしまうかなぁ・・・。
ダリンダは子猫の頃から病弱で、本当に調子がいい時期というのは今までで少ししかないです。いつも満身創痍な状態ですが、少しでも体が楽になるように対処してあげたいと思います。