今年の1月に時々遊びに行っている猫カフェに猫が遺棄されました。
雨が降る真冬の寒い真夜中に監視カメラの死角に車を止め、今まで使っていたと思われるトイレや爪とぎなどと一緒に猫がおいて行かれました。
その後メディアに取り上げてもらい大きな反響がありました。遺棄されてすぐに交番ではなく警察署に行かれています。警察署と交番では出来ることが違うので交番から「このような相談があった」と報告が警察署に上がることはあっても捜査につながることは難しいそうです。そして正式に「猫置き去り事件」として捜査が始まりました。
そして今日の記事でとうとう犯人が見つかり動物愛護管理法の遺棄罪が適用され罰金刑が下ることが決まりました。
前例がなく難しいと言われていたことの前例となる事件になりました。
正直私も犯人特定はかなり難しいのではないかと思っていました。
動物愛護法はザル法と言われているし、監視カメラの映像も決定的なものが映っていない、そもそも日本では動物に対する意識が低すぎるから警察が取り合ってくれるかという不安。
犯人が分かって本当によかった。この猫ちゃんの年齢は13歳、犯人は13年も一緒にいた飼い主でした。詳細はブログを読んでみてください。
遺棄されても泣き寝入りしないで!!
保護している方の家や施設、猫カフェ、動物病院には本当に多くの犬・猫が遺棄されます。
捨てられた子達を見捨てることは出来ないからその子達は保護します。犯人も見つけたいけれど警察も相手にしてくれないだろうし、証拠もない。と泣き寝入りをして来た方は大勢いらっしゃると思います。
カフェガットさんも記事に書かれていましたが
・監視カメラを設置する
映像があるということが警察が動いてくれるカギになったそうです。
・警察署へ相談する
交番ではなく警察署へ相談しに行ってください。
メディアに大きく取り上げてもらえたのも大きかったと思います。とにかく声をあげることです。
13歳といえばコトラと同じ年齢
正式な年齢が13歳と分かり我が家の猫で言えばコトラが該当します。生後2か月くらいで拾ってやんちゃな子猫時代を過ごし、上下運動は出来ないけれど水平方向にアクティブに走り回り、沢山の後輩猫を育ててきたコトラ。
そんなコトラも年をとって走り回ることもなくなり、穏やかに寝ている日が増えてきました。はっきりしていた縞模様も消え「年とったねぇ」と昔を懐かしみながらよくつぶやいています。あと何年一緒にいられるだろう・・・。こんな風に思っているのにそんな子を捨てるなんて。
恐ろしい。カフェに捨てれば大事に育ててくれると確信犯だったそうです。捨てた後もSNSで様子を見ていたそう。ありえない。言いたいことを私も書いてしまいたいけれどぐっと我慢。
動物の遺棄は犯罪です。捨てた人は犯罪者です。これからもどんどんこのような事例が増えていきますように。