エイズキャリアのぎゃーすけは少しずつ病気が進行しているようで、耳のあたりの猫カビが再発したり口を痛がったりする時が増えてきました。
口が痛いと食べなくなるのですぐに病院で1週間効くステロイドを投与してもらいます。1か月ほど効いてくれるのでその間に口の痛みも引き食欲も戻ります。
3日ほど前にまた口を痛がるようになり食べなくなりました。体重は4kg台になってしまいました。ちょっと様子がいつもと違うなと思いながらもステロイドを打てばまた食べてくれるようになるはずと思っていたのですが・・・。
どうも効きがいまいちのようです。食べませんし口をハムハムと動かし気にしています。ちゅーるを口元に持っていっても食べるときと食べない時があります。
体もきついようで立つときフラッとゆっくり立ったり、立ってもすぐ横になります。そして頻繁に鳴いて呼びます。鳴き声も低くなり一生懸命お腹から出しているような声になりました。撫でてあげることしかできないのが辛いです。
水も思うように飲めていないはずだから病院で点滴までしたいのですが、暴れて暴れて・・・。注射を打つのが精いっぱいです。今日は暴れる元気がなかったのか何とか点滴まで出来たそうです。点滴までするとちょっと調子がよさそうでした。
何とか点滴まで出来るように対策して病院に行く必要があります。同じくエイズだったライオンが内出血をしていたので、毛を分けて内出血していないか確認しましたがそこは大丈夫でした。内出血していたら点滴がまた命とりになってしまう・・・。
対策頑張ってしばらく通院します。
ぎゃーすけは2012年7月に保護しました
ぎゃーすけは2012年7月の夜、食事をしに行こうと車で移動している時に歩道にいるのを見つけました。
交通量が多くいつひかれてもおかしくない場所で、ガリガリに痩せて鳥のフンをなめていた姿を見て可哀そうですぐに家へ連れて帰りました。
成猫で未去勢、首輪の跡がありました。おそらく1歳くらい。きっと捨てられたのだと思いますが、あとで何となく理由がわかります。
去勢してないから部屋中にスプレーするんです。本っっ当に!!困りました。そして喧嘩っぱやい。
部屋中にスプレーするようになったから、同居猫と相性が悪かったから、あるいは両方。こんな感じの理由で捨てられたんじゃないかと思います。
まだ当時は猫小屋も作っていなかったし、スプレーしまくるので部屋には入れれないということで外を自由にさせていました。
けんかっ早いので近所の野良猫とほぼ毎日毎日喧嘩して・・・しょっちゅう傷だらけでした。傷は大体自然治癒していましたが、ひどくなったときは病院で噛まれた傷の処置をしてもらいました。保護した当時は猫エイズ・猫白血病陰性だったのに度重なる喧嘩で猫エイズに感染してしまいました。
この子の昔の写真をみるとどれも傷跡が写ってるんです。この時は色々対策しましたがこの気性を抑えることは出来ませんでした。
猫小屋を作ってからは部屋に入れていたのですが、毎日毎日出せ出せコールがすざましく負けて昼間は外に出していました。近所の野良猫を追いかけて3週間帰ってこなかった日もありました。さすがにそのことがあってからは本人も懲りたようで猫小屋で過ごすことを嫌がらなくなりました。あんまりにも喧嘩したり他の猫を追いかけまわすからどこにいるかすぐ分かるように首輪にカウベルを付けていた時期もありました。
問題児ですが人は大好きで本当にかわいい子です。昔も今も大好きです。
昔のパワフルさを知っているから今の子の弱った姿を見るのがかわいそうで悲しい。
少しでも持ち直してくれればと思います。