順調に回復してくれるものと思っていましたが、やはり病状は進んでいるようです。
チューブダイエットを3袋食べさせることを目標に、一回の食事で一袋与えていました。最初は吐くこともなく大丈夫そうだったんですが、ある日とうとう吐いてしまいました。吐くとチューブが出てくる事があると他のブログで見ていたのでハラハラしっぱなしでした。チューブが出てしまうとまた麻酔をかけて入れないといけないので、どうしてもそれだけは避けたかったです。
幸いチューブは出ませんでしたが、体調は最悪。グッタリしてしまいました。
次の日病院へ行き、吐いたことを報告。量を少なめ・回数を増やす方法で与えることにしました。3月に入ってから毎日通院することになりました。
それでもまた吐いてしまいました・・・。
吐くということが恐ろしくて、しばらくは食事を中止して胃の粘膜保護剤と水だけを与えることにしました。当然体力は落ちるし、痩せていきます。でも食べさせると吐く。どうしよう。何とかして食べさせられないかと考えますが何も思いつきません。
ある日の朝、家族が「夜中クロカがトイレに行きたいわけでもないのにウロウロして、また少し吐いた。クロカも私も寝不足。」と言いました。
先生に相談しようと病院へ。
抗てんかん薬が効きすぎてしまった
クロカは気分が悪いようでほとんど寝ていないし、また少し吐いた。何か気分が落ち着くような薬はないかと先生へ相談しました。
抗てんかん薬が鎮静効果があるので別の胃薬と一緒に出してもらいました。
別の胃薬を飲ませたら久しぶりに吐かなかった。そのあと抗てんかん薬を飲ませたのがいけなかった。
午後8時にチューブから投薬したのですが、午後11時頃全く動かなくなってしまいました。薬が効いてるんだと思うけど大丈夫かとまた不安になります。
3月5日午前5時40分、家族からの電話で起きます。「クロカが動かない、おかしい。このまま死ぬかもしれない」
見に行くと全く動かず、呼びかけても無反応です。また間違った選択をしてしまったと後悔です。
ゆすったり、軽く叩いたりし続けるけど変わりません。1時間くらいたった頃にウェットの匂いをかがせてみようかと、結構匂いが強いウェットを鼻の前に持っていきました。
首がブンと起き上がり目が覚めました。びっくりしましたが本当に安心しました。
すぐウェットのスープを準備し与えました。全部完食しその後は少しずつ薬が抜けてきたようです。
先生に伝えるとクロカは薬が効きすぎる体質のようなので、抗てんかん薬は止めることになりました。抗てんかん薬には食欲増進の効果もあるから食べたのだと思うと言われました。
せっかく麻酔の後遺症が少しずつ良くなってきてたのに、また逆戻りです・・・。
クロカちゃんごめんね。ごめんね。