ある日の夜、祖母宅に行ったら猫がパッと横切りました。
ノラミが来てるのかな?と思ってフードを準備したらノソノソと近寄ってきます。
ん?ノラミにしてはガタイがいい。ん???ノラダリ???ノラダリ???
耳を見ます。耳カットされてます。尻尾を見ます。長いです。
ノラダリの特徴に合致します。フードを食べている時にそーーっと手を伸ばしてみました。触れました。ここでこの子はノラダリと確信。この日に限ってスマホを持っていなかったので写真が撮れなかったのが残念。でも全然痩せてなかったし怪我も見える範囲はしてなかった。よかった、よかった生きてた。
家に帰って家族に「ノラダリが来た!!!」と報告しましたが、「ほんとにノラダリー?」と信じてもらえません。でも触れるキジ猫はノラダリだけだから、あの子はノラダリです。絶対。明日も来てほしいと思いながら寝ました。
次の日、家族が近所の猫好きさんの家にノラダリを見かけているか話を聞きに行っていたときに猫が来ました・・・。
やっぱりノラダリです。約1カ月ぶりです。あんた今までどこにいたの・・・と声を掛けますが何だかオドオドしてます。
そして西の方へ走ってしまいました。
ちょうど家族が話をし終わって帰ってきている時にノラダリと再会。家族のそばをピタっとくっついて離れません。歩くたびに上を見ながらちょっと先でコロンコロンしてなでてほしそうにします。
1か月も会わなかったのにノラダリは私たちを全く忘れていませんでした。
家の近所の空き地に座ったらノビノビとくつろいでゴロゴロ上機嫌でした。
私の手をなめたりすりすりしているかと思うと、指を全部口の中に入れてハムハムしたりとても甘えてきて本当に無事でよかったと安心しました。
家族の話によると、我が家に来なくなった後はずっとご近所のあたりを生活圏にしていたようです。ご近所と我が家はほんの数百メートルなんですが・・・。全く見かけませんでした。毎日ノラミとノラダリは一緒で、もう一匹白猫と一緒に玄関前に用意された毛布の上などで寝ていたみたい。ゴハンはそこの家の人やご近所さんににもらっているということだったので、痩せていませんでした。むしろ肥えてます。
何でまたふと我が家に来るようになったのか。数日前に結構強い雨が久々に降ったのでマーキングが消えたのか?それとも気まぐれか?
生きていてくれて姿を見せてくれてうれしかった。安心しました。
姿を見せなかっただけでゴハンは食べにきていたかもしれない。
またノラミちゃんと一緒においで。